節分


2019.02.03

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今日は雑節の節分(せつぶん)です。「節分」はもともと、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをいって“季節を分ける”ことを意味していましたが、江戸時代以降は特に立春の前日を指すようになりました。そして季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が行われていました。古くは宮中での年中行事であり、延喜式では、彩色した土で作成した牛と童子の人形を大内裏(だいり)の各門に飾っていました。これは、平安時代頃から行われている「追儺(ついな)」から生まれました。『続日本紀』によると706年(慶雲3年)にこの追儺が始まり、炒った豆(マメ・魔を滅する意)で鬼を追い払う行事になっていったと云われています。当八幡宮では夕方4時半から豆まきをして、境内各建物の鬼やらいをします。

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