立原位貫版画展が始まりました!


2019.06.14

お知らせ

いよいよ本日から八幡宮特別展の『第2回 立原位貫版画展』が始まりました。立原さんの木版画はテレビや新聞などで度々紹介されておりますが、立原さんは江戸時代の刷り上がったばかりの色鮮やかな浮世絵版画を復刻させるべく、高度な木版技術を独学で習得するだけでなく、紙や絵具といった画材や道具も研究復元し、文字どおり江戸時代の浮世絵を現代に甦らせた唯一の木版画家です。5年前の計画当初はご本人にもお越しいただく予定でおりましたが、残念ながら64歳の若さで逝去されました。立原さんの遺言で、3年前に第1回の展覧会を開催する事が叶い、遺作展として恐らく最初で最後の木版画展になると思っておりましが、皆様のご協力と娘立原安位子様のご尽力により第2回目を開催する事が出来ました。是非ともこの貴重な機会をお見逃し無く、県の内外多くの方々に立原さんの色鮮やかな木版画の世界に接していただき、江戸時代の人々が見た美しさなどを堪能して頂ければ幸甚であります。浮世絵が作られていく工程も特別に展示していますので、どうぞお子様などとご一緒にご覧下さい。会期は本日6月14日(金)~6月23日(日)、午前9時から午後4時まで無休で開催致します。展示する版画は東北で最多となるオリジナル作品44点を含む74点、その他実際に使った道具類なども展示しますので、とても見ごたえのある内容となっております。

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